ASUS Zenfone Max ProのためのmicroSDの選び方!

ASUS Zenfone Max ProのためのmicroSDカードの選び方と、おすすめmicroSDカードをまとめます。

まずはZenfone Max ProのmicroSD周りの仕様、そして選ぶポイントを理解してみましょう。

すぐにオススメmicroSDカードを見たいという人はこちら↓

最大で2TBのmicroSDを取り付けOK

ASUS Zenfone Max Proは容量が2TB以下のmicroSDを取り付けることができます。
1TB=1,000GBですので、とても大きな容量でも認識できるんですね。
64GBのmicroSDや128GBのmicroSDも勿論OK。

また、microSDは“microSD”,”microSDHC”,”microSDXC”という3種類の規格がありますが、勿論どれでもOK

しかし、2TBよりも大きい容量のmicroSDカードは未対応です。
また、microが付いていない“ただのSDカード”や”miniSD”も入りませんので注意しましょう。

microSDは容量・速度・ブランドで選ぶ


microSDを選ぶポイントは容量・速度・ブランド(怪しい製品ではないか)の3点。
一つ一つ見ていきましょう。

容量:4K撮影をどのくらいするのか?で容量が決まる

Zenfone Max Proでは4K動画を撮影することができます。
4K動画のファイルサイズはとても大きいので、どのくらい4K動画を撮影するのかを考えましょう。
個人的には少し4Kも試したいので、最低128GBはほしいかなと思います。

大容量のmicroSDは高額です。
フルHD画質くらいで我慢したり、動画を撮影したらすぐにPCに移すことも検討するべきです。

個人的な意見ですが、迷ったら最低でも64GBは入れておいた方が安心かな、と思います。

何がどのくらいの容量を使うのか、見てみましょう。

フルHD動画と4k動画は、(フレームレートが同じならば)約4倍近い容量差が生まれます。(画質での単純計算)
4K次第で使う容量が大きく変わります。

64GBの場合には、「旅行で4K動画を撮ったりしたら、帰ってすぐにパソコンに移してスマホからは削除!」という運用ですね。
「お気に入りの動画はスマホに入れておきたい」という人は、128GBは欲しいかなぁと思います。

最後に注意点ですが、例えば64GBのmicroSDは丸々64GB分使えないことは知っておきましょう。
例えば64GBだと、実際に使えるのは60GB弱くらいです。

速度:最低でもUHS-3以上を選ぼう


Zenfone Max Proを使うためには、最低でもスピードクラス UHS-3以上のmicroSDカードを購入しましょう。
なぜなら、4K撮影に対応しているのがUHS-3以上と言われているからです。

スピードクラスとは?
動画をSDカードに記録しながら撮影するには、ある程度の転送速度が無いと動画が止まったり途切れたりしてしまいます。
スピードクラスは、「最低この速度以上で転送できるので動画も安心ですよ」という規格です。
スピードクラスには古い規格から新しい規格まで3種類あります(ややこしいですね)。

Zenfone Max Proの動画撮影は4K画質です。
ですので、安心して動画を撮るためにはUHS-3(=v30)以上のmicroSDを選びたいのです。

勿論早いことに越したことはありません。
写真やビデオ以外にも、アプリをmicroSDに保存したいという場合にはUHS-3以上や「アプリケーション使用に関する速度規格」付き(後述)が付いているものを選ぶほうが安心です。

ブランド:怪しいブランド名や販売店は避けよう

microSDは結構ニセモノが出回っていたりします。
それに、大切な思い出や大事なデータを長期で保存するmicroSDは信頼感のある商品を選びたいもの。

ですので、SDカードで有名なメーカーのものを、ストアを選んで購入するようにしましょう。

コスパも良いのは東芝・SanDisk・Transcend

有名でシェア率も高い三大メーカーが日本の東芝・アメリカのSanDisk・台湾のTranscendです。
後ろの2つは知らないメーカーかもしれませんが、SDカードに関してはとても有名なメーカーなので安心してください。

勿論sonyなど他の有名メーカーもmicroSDを販売はしていますが、高いです。

評価が低いものは避けて、できれば日本正規品にする

安心なのはパッケージに入った日本国内向けの正規品です。
microSDには海外からの並行輸入品や簡易包装のバルク品も存在します。
少なからず偽物の被害も報告されていますので、日本国内正規品であれば安心できます。

ただ、並行輸入品やバルク品はやっぱりコスパが高い!
そんな時にはamazonや楽天のレビューを”ある程度”参考にすることができます。
「○○のショップは偽物でした」
「しっかりと動いて速度も出ています」
できるだけ安全そうだというものを選ぶようにしましょう。

あったら嬉しい!:アプリケーション速度規格、保証期間

アプリケーション速度規格A1,A2


Zenfone Max Proの内部ストレージは32GBなので少し少なめ。
「アプリもmicroSDに入れたい」という場合が後々出てくるかもしれません。
アプリをSDカードに入れたいと思った時に参考になるのが「アプリケーションパフォーマンスクラス」という規格。

スピードクラスは動画に関する規格ですが、こちらはアプリケーションを動かすときの性能に関する規格です。
動画の書き込み方とアプリの読み書きは求められる性能が少し違うんですね。

で、ここからは個人的な意見です。
スピードクラスUHS-3(=v30)以上であればA1,A2が付いていなくてもアプリもしっかり動くmicroSDが多いと思います(経験則)。
Zenfone Max Proの4K撮影に十分対応するmicroSDを選ぶとUHS-3以上になります。
ですので、ほとんどの人は「A1,A2はあったら嬉しいかな」程度に考えれば良いと思います。
「microSDにアプリを入れてサックサク楽しみたい」という人は、A2付きのものを探しても良いかもしれません。

ASUS Zenfone Max Proオススメのmicrosdカード

上記の要求にできるだけ合っていて、なおかつ価格が抑えられている商品をオススメとしてピックアップします。
最近でもmicroSDの偽物被害は多く報告されています。
購入の際には、「信頼できそうか」ということを今一度確認してください。
販売しているショップには入れ替わりがありますので、あくまでも自己責任でお願いします。

東芝 EXCERIA(M303)

容量 64~256GB
スピードクラス Class10
UHSスピードクラス Class3
ビデオスピードクラス v30
アプリケーションパフォーマンスクラス(AP) A1
保証期間 商品、販売店による
その他

amazonで価格と詳細を確認する
楽天で価格と詳細を確認する 
4K撮影に対応できるUHSクラス3のmicroSD。
流通経路は海外並行輸入品が多いですね。
どこで購入するかによって価格や保証期間が変わってきますので比較してみてください。
現行モデル(M303)はA1アプリケーションパフォーマンスクラスがついていますが、過去モデル(M302)はついていません。
ちょうど良い性能で価格も抑えられています。

SanDisk Extreme(読取り160MB/s)

容量 32~400GB
スピードクラス Class10
UHSスピードクラス Class3
ビデオスピードクラス v30
アプリケーションパフォーマンスクラス(AP) A2
保証期間 商品、販売店による
その他

amazonで価格と詳細を確認する
楽天で価格と詳細を確認する 
Extremeは現在、新旧まざって売られていますが、新しい方です。
読取り速度が160MB/sと高速で、A2にも対応(32GBモデル以外)!
重いアプリも増えてきているので、嬉しい性能です。
高額になりますが、一応400GBのモデルも存在します。
私であれば、このモデルの海外並行輸入品で安く済ませます。

SanDisk Extreme(読取り100MB/s)

容量 32~256GB
スピードクラス Class10
UHSスピードクラス Class3
ビデオスピードクラス v30
アプリケーションパフォーマンスクラス(AP) A1
保証期間 商品、販売店による
その他

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楽天で価格と詳細を確認する 
Extremeは現在、新旧まざって売られていますが、少し古い型。
読取り速度が100MB/sでアプリケーションパフォーマンスクラスがA1になっています。
とは言っても、普通に使う分には十分な性能で4K撮影にも対応しています。
が、読取り160MB/sモデルとの価格差が小さくなってきたので、そちらを選んだほうがオトクかもしれません。

SanDisk Extreme PLUS

容量 32~400GB
スピードクラス Class10
UHSスピードクラス Class3
ビデオスピードクラス v30
アプリケーションパフォーマンスクラス(AP) A2
保証期間 商品、販売店による
その他

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楽天で価格と詳細を確認する 
Extreme PLUSは日本での取扱いが少ないモデル。
新旧のモデルが入り乱れていて、A2の新しいモデルはあまり出回っていません。
旧モデルだと、Extreme無印の方が性能が高い場合が多いので、”PLUS”という言葉に踊らされないようにしましょう。
新しいモデルは読取りが170MB/sですが、2019/1現在まだ日本ではあまり出回っていません。
“PLUS”という言葉だけで飛びつかないように気をつけたいですね。

SanDisk Extreme PRO(UHS-Ⅰ,読取り170MB/s)

容量 32~400GB
スピードクラス Class10
UHSスピードクラス Class3
ビデオスピードクラス v30
アプリケーションパフォーマンスクラス(AP) A2
保証期間 商品、販売店による
その他

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楽天で価格と詳細を確認する 
Extremeシリーズの最上位モデルがProです。
Proの中にはUHS-ⅠとUHS-Ⅱがありますが、UHS-Ⅱは高額ですのでスマホ用でオススメなのはUHS-Ⅰ。
そのPro UHS-Ⅰモデルにも複数あり、低機能のものは読取り100MB/sとExtreme無印以下になってしまいますので注意です。
また、”PRO”とは言いつつも、Extreme無印の読取り160MB/sモデルとそこまで差があるわけではありません。
同じPROでもコスパは全然違いますので、気をつけるようにしましょう。

Transcend 300s/500s

容量 4~128GB
スピードクラス Class10
UHSスピードクラス 3(容量によって1)
ビデオスピードクラス 30(容量によって10)
アプリケーションパフォーマンスクラス(AP) A1(300sかつ128GB)
保証期間 商品、販売店による
その他

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Transcendの無印のモデル。
厳密には300s/500sと別シリーズではありますが、どちらも無印。
ただ、オススメできるのはそのうちUHS Class3のもののみ。
同じ無印でもUHS Class1や3、A1ありなしの違いがありますので、注意してください。
読取り最速95MB/sと特別速いわけではありませんが、嬉しいのは保証。
低価格のamazonの商品でも、5年保証などがついている場合が多いんです。
Transcendには”Ultimate”という型番もありますが、エラー訂正してくれるECCの有無だけなので、基本必要ないでしょう。

SAMSUNG EVO Plus(UHS Class3)

容量 32~512GB
スピードクラス Class10
UHSスピードクラス Class3
ビデオスピードクラス v3
アプリケーションパフォーマンスクラス(AP)
保証期間 商品、販売店による
その他

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楽天で価格と詳細を確認する 
数年前まで「SAMSUNGって大丈夫なの?」という感じでしたが、現在では十分な技術力やシェアを獲得しています。
EVO Plusも「すごい性能が高い」というわけではありませんが、Amazonでも売上上位に位置しています。
保証がついていて低価格の商品も多く、ある程度安心して購入できますね。
4K対応なのは一般的にUHS Class3(=v30)と言われていますので、注意してください。